HOME > コスメキッチンジャーナル vol.28 Winter Edition > 冬の温めケア
ぽかぽかケアで キレイの道を巡らせる
冷えや巡りが気になるシーズン。
キレイの道が滞ってしまわないよう、とにかくぽかぽかに温め、イキイキしたコンディションに整えて。
機能的でスタイリッシュな温活アイテムは、美人のマストアイテム。
いつも「寒い寒い……」と震えている方は、いち早く手に入れて体を温めましょう。
12種のハーブとスパイスで
心地よいケアを
ブラウンシュガーファーストの有機エキストラバージンココナッツオイルに、12種のハーブとスパイスが入ったメントールバーム。スッキリ感がほしいときに、胸、のど、背中などの肌につけてリラックス時間を。
オイルバーム ブレスユー
40g/¥3,400+税 ★
10g/¥1,700+税 ★
便利なマルチバーム
ギフトにぴったりのキット
乾燥する肌や髪をうるおすバームと、マスク生活でリフレッシュしたいときに重宝するリフレッシュバーム。バッグに忍ばせておくと重宝する2アイテムです。ギフトタグ付きサシェに入っているので贈り物にも!
ブラウンシュガーファースト オイルバームキット
[オイルバーム10g/オイルバーム ブレスユー10g]
¥2,500+税 ★ ※数量限定
冬の冷え対策!
かかとからぽかぽかに
ピュビケアは、日本初のデリケートゾーン専門美容サロンから生まれた温活ブランド。かかとソックスは光電子を練りこんだ温活素材を採用し、からだが放射するエネルギーを吸収して温めます。おうちやオフィスで足元からぽかぽかに!
ツルふわかかとソックス
表面素材:ナイロン
裏素材:ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン(クロロプレンゴム使用)
各¥4,200+税 ★
※デニム×ピンクステッチのみ¥5,000+税 ★
黒/ラベンダー/シルバーグレー×ピンクステッチ
グレー
デニム×ピンクステッチ
骨盤、お腹…
調子に合わせて着れる温活ベルト
冷えが気になる部分に着用する温活ベルト。骨盤周りや胸、お腹など、調子に応じて付ける場所を変えられます。海上保安庁の冬用ウェットスーツにも使われる、光電子を練りこんだ温活素材で、ぽかぽか快適に!
あったか温活ベルト(オリジナル巾着付)
ネイビーピンクライン/グレーパステルピンクライン
表面素材:ナイロン、ポリウレタン
裏素材:ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン(クロロプレンゴム使用)
各¥11,000+税 ★
生命力の象徴・ヤドリギのオイル
マッサージに
ヨーロッパで生命力の象徴と呼ばれる、ヤドリギ*1を使った顔&ボディ用オイル。巡りが気になるシーズン、マッサージすれば冷えも滞りも解消*2!肌もしっとり整います。
*1セイヨウヤドリギ葉エキス、セイヨウヤドリギ核エキス(皮膚コンディショニング成分) *2マッサージ効果による
ヤドリギ マッサージオイル
145mL/各¥4,000+税 ★ ※一部店鋪取り扱い
カラダの内側から
ぽかぽかケア
自律神経・女性ホルモンの乱れなどからくる“冷え”や“むくみ”のためのタンチュメール(ハーブ抽出液)。イチョウエキス(ギンコビロバ)が血液循環に働きかけ、また、赤ブドウの葉のエキスは女性特有の冷えの予防に。女性のお悩みにうれしい植物ブレンドです。
タンチュメール inner warmth
30g/¥2,800+税 ★
温めがキーワードの
ティザンヌ(ハーブティー)
冷えによる、生理痛などのつらさがある時に摂りたいハーブティー。ブドウを作る前の葉を使用。すっきりと飲みやすいブレンド。生姜を足したり、マヌカハニーを足したりアレンジして美味しい冬の習慣を。
ティザンヌ ヴァンルージュ
70g/¥2,500+税 ★
巡りを意識したい時期
バスタイムを楽しもう
人気のバスミルクの中から、ラベンダー、ワイルドローズ、アルニカ、シトラス、モミの5つをミニサイズに。香りを楽しみながら、じっくりと体を温めて。リサとガスパールが駆け回るキュートなパッケージはギフトにもおすすめ。
バスミルクミニセット
(リサ&ガスパール コラボバージョン)
20mL(2回分)×5本/¥2,500+税 ★ ※数量限定
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流汗悟道………
いよいよ本気でエシカルを
行動に移さなければと
思う時、
知っておくべき1人の女性の物語がある。
「クリーンビューティ」という言葉をさまざまに目にするようになった。これまでオーガニックやナチュラルなものに関心のなかった人ですら、自分が選ぶべきものはそれなのだと気づいたかもしれない。ただ本来それは、「化粧品たるもの、人や動物、環境に害を及ぼしてはいけない」という提言に近いもの。もちろんオーガニックコスメやナチュラルコスメが終始訴えてきたことであり、サスティナブルやフェアトレードという開発姿勢も含めた、“エシカル=正しいこと”を分かりやすく訴えているものに他ならない。つまり大きくは、人を美しくするものこそ、森羅万象全てを美しく保つものでなければいけないという、哲学にも等しいこと。生き方そのものから正さなければいけないような価値観の提言なのだ。
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ただその考え方を、100%妥協なく、具体的な形で実践するのは並大抵のことではない。「クリーンビューティ」がトレンドになってもならなくても、ずっと昔からそれを実践し続けてきたブランドに、今こんなふうに世の中がその価値を認めるようになったからこそ敬意を表したいと言う気持ちにもなってくる。
今からちょうど100年前、1921年創業のヴェレダというブランドがある。その歴史の長さだけでも群を抜くが、それ以上に、今に続くクリーンビューティをまさに哲学として確立し、100年前に既に形にしていた驚くべきブランドと言っていい。
ヴェレダと言うと、創設者としてのルドルフ・シュタイナー博士が有名だが、この人は「人智学」を説き、「人体にはすばらしい自己治癒力が備わっていて、それを助けるのが地球の恵みである天然原料だ」と訴え、人間と自然との神秘的でもある関わりを見事に説明して見せた人。でもその影に、創業者の一人に名を連ねる女性がいた。イタ・ヴェーグマン医師。セラピーとしての体操やマッサージを学び、26歳で医学校入学。女性の病気を専門に学び、人智学を具体的な手段として、植物エキス配合の化粧品にまで発展させた人なのだ。この時代に女性が医師になる信念の強さに加え、資金不足に陥ると、どこからか資金を調達してきたという実行力も、またヴェレダ設立の一方で、精神障害をもつ子供たちのための療養施設を作ったと言う正義感まで、いかに並外れた情熱とエネルギーの持ち主だったか。今改めて、こうした女性の存在に思いを馳せると、なんだかちょっと胸が熱くなる。
「流汗悟道」という言葉がある。人間は汗を流して初めて、物事の本質を知る。知識は知識でしかなく、真実はその知識を実践し体験しなければ感じ取ることができないという仏教的な教えを宿す言葉。じつはコスメキッチンが2021年の年間テーマとして掲げた言葉でもある。コロナ禍の問題も含めて、今まさに地球環境の変化がさまざまに人間を脅かしている現実を目の当たりにすると、いよいよ本気でエシカルを行動に移さなければと一人一人が思いを新たにしているはず。その時、是非ともこうした女性が100年前にいたことを胸に刻んで欲しい。彼女の想像を絶する努力や諦めない心、実際に事を起こすパワー、そういうものに心を動かされて、自分も何かしたいと思う、それがエシカルの第一歩となるはずだから。その大切なことに、今こそ気づいて欲しいのである。