HOME > コスメキッチンジャーナル vol.28 Winter Edition > immuno<イミュノ>
オーガニックのその先へ。 機能性クリーンビューティ
“私(I'm)”と“免疫(immunity)”に着目した、“唯一無二(uno)”の美しさを目指す
新しいオーガニックブランド『immuno(イミュノ)』。
土に触れ、植物や菌ともっと近い関係だったころのように、生き抜く強さや輝きを備えたい。
注目される美肌ビタミン・LPS*1、酵母由来βグルカン*2を全製品に配合。
皮膚科学の視点で厳選したオーガニック植物エキスを用いて、エイジングケアを叶えます*3。
地球からの頂き物で製品づくりをしているので、
リサイクルやBioのプラスチック容器の積極使用、バガス紙の使用など、SDGsの取り組みにも積極的。
肌の未来も地球の未来も輝かせる、今必要とされるコスメです。
*1パントエアバガンス培養液エキス*2酵母エキス(ともに整肌保湿成分) *3年齢に応じたお手入れのこと
Q.林檎パントエア菌由来LPS*に注目したきっかけは?
近年注目の「奇跡のリンゴ」を起源とする「パントエア菌由来のLPS」不可能だといわれた無農薬・無肥料での栽培が実現された奇跡の林檎に共生していた成分は、まさに女性の肌にも奇跡をもたらすのでないかと考えます。LSPは肌にハリを与え、素肌が美しくなる本来の機能をサポートすることに優れています。
*パントエアバガンス培養液エキス(整肌保湿成分)
とろけるバームでメイクオフ
肌の土台を整える
W洗顔不要のトリートメントクレンジング。マッサージするようになじませ、メイクや汚れ、古い角質をオフします。オーガニック種子オイル*を惜しみなく使っているので、うるおいを取り戻したようにしっとり肌に!エアリーラベンダーの香り。
*バオバブ種子油、ホホバ種子油、シア油(保湿成分)
アドバンスド クレンジングバーム
90g/¥4,600+税 ★
毛穴の凸凹汚れもスッキリ!
メイクのりUP
過剰な皮脂と古い角質汚れを取り除き、うるおいは保つ洗顔フォーム。泡立てて顔全体をやさしく洗えば、キメが整いメイクのりのよい肌に!厳選オーガニック植物成分*がうるおいを与えるので、しっとり心地よく使えます。エアリーラベンダーの香り。
*ラベンダー花エキス、チャ葉エキス、タイムエキス、サピンズストリホリアツス果実エキス(整肌保湿成分)
アドバンスド クリアフォーム
80g/¥3,600+税 ★
うるおいを引き寄せる!
ブースターオイル
洗顔後、化粧水の前に使う美容オイル。肌をしっとりなめらかにしながら、あとの化粧水などの通り道を整えます。さらっとしていてなじみがよく、肌のうるおい力を引き出すようなブースターオイル。5~7滴で肌しっとり!森に導かれるようなオリエンタルインセンスの香り。
アドバンスド エッセンスオイル AG
30mL/¥6,500+税 ★
水分バランス整え
悩める年齢肌*1をサポート
年齢とともに水分保持力がなくなり、悩みが増えてきた肌をサポート。厳選オーガニックハーブエキス*2を用いて、しっとりうるおいに満ちたコンディションに整えます。すぐに乾きがちな肌も、すみずみまで*3みずみずしく!
*1乾燥などによる肌変化 *2ゼニアオイ花エキス、トウセンキンカ花エキス、セージ葉エキス、ローズマリー葉エキス(整肌保湿成分) *3角質層まで
アドバンスド スキンコンディショナー
120mL/¥4,000+税 ★
もっちり弾力!
乾燥小じわも目立たない肌に*1
LPSをシリーズ最高濃度*2で使用。さらに、チアオイルなどのスーパーフードオイル*3をプラス。肌の内側から外側に向かってマッサージするようになじませると、ハリのある肌に導きます。肌環境を整えてもっちり弾む肌に!
*1乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済み)*2イミュノスキンケアシリーズ内 *3クロフサスグリ種子油アサイヤシ果実油、サルビアヒスパニカ種子油(保湿成分)
アドバンスド グロウクリーム
30g/¥6,500+税 ★
外的環境から保護
うるおいヴェールで包む
紫外線や乾燥などの外的要因から守る、日焼け止め乳液。日中のダメージから保護するために、肌をうるおいヴェールで包みます。白浮きや皮膜感はなく、SPF17、PA++。ちょっとした外出は、これだけでも十分。エアリーラベンダーの香り。
アドバンスド デイエマルジョンUV
30g/¥3,500+税 ★
アイテムを全てチェック
※★印のあるアイテムはすべてWEB STOREでもご購入いただけます。
※取扱い商品は店舗により異なります。
※新商品は発売日が変更となる場合がございます。
流汗悟道………
いよいよ本気でエシカルを
行動に移さなければと
思う時、
知っておくべき1人の女性の物語がある。
「クリーンビューティ」という言葉をさまざまに目にするようになった。これまでオーガニックやナチュラルなものに関心のなかった人ですら、自分が選ぶべきものはそれなのだと気づいたかもしれない。ただ本来それは、「化粧品たるもの、人や動物、環境に害を及ぼしてはいけない」という提言に近いもの。もちろんオーガニックコスメやナチュラルコスメが終始訴えてきたことであり、サスティナブルやフェアトレードという開発姿勢も含めた、“エシカル=正しいこと”を分かりやすく訴えているものに他ならない。つまり大きくは、人を美しくするものこそ、森羅万象全てを美しく保つものでなければいけないという、哲学にも等しいこと。生き方そのものから正さなければいけないような価値観の提言なのだ。
view more
ただその考え方を、100%妥協なく、具体的な形で実践するのは並大抵のことではない。「クリーンビューティ」がトレンドになってもならなくても、ずっと昔からそれを実践し続けてきたブランドに、今こんなふうに世の中がその価値を認めるようになったからこそ敬意を表したいと言う気持ちにもなってくる。
今からちょうど100年前、1921年創業のヴェレダというブランドがある。その歴史の長さだけでも群を抜くが、それ以上に、今に続くクリーンビューティをまさに哲学として確立し、100年前に既に形にしていた驚くべきブランドと言っていい。
ヴェレダと言うと、創設者としてのルドルフ・シュタイナー博士が有名だが、この人は「人智学」を説き、「人体にはすばらしい自己治癒力が備わっていて、それを助けるのが地球の恵みである天然原料だ」と訴え、人間と自然との神秘的でもある関わりを見事に説明して見せた人。でもその影に、創業者の一人に名を連ねる女性がいた。イタ・ヴェーグマン医師。セラピーとしての体操やマッサージを学び、26歳で医学校入学。女性の病気を専門に学び、人智学を具体的な手段として、植物エキス配合の化粧品にまで発展させた人なのだ。この時代に女性が医師になる信念の強さに加え、資金不足に陥ると、どこからか資金を調達してきたという実行力も、またヴェレダ設立の一方で、精神障害をもつ子供たちのための療養施設を作ったと言う正義感まで、いかに並外れた情熱とエネルギーの持ち主だったか。今改めて、こうした女性の存在に思いを馳せると、なんだかちょっと胸が熱くなる。
「流汗悟道」という言葉がある。人間は汗を流して初めて、物事の本質を知る。知識は知識でしかなく、真実はその知識を実践し体験しなければ感じ取ることができないという仏教的な教えを宿す言葉。じつはコスメキッチンが2021年の年間テーマとして掲げた言葉でもある。コロナ禍の問題も含めて、今まさに地球環境の変化がさまざまに人間を脅かしている現実を目の当たりにすると、いよいよ本気でエシカルを行動に移さなければと一人一人が思いを新たにしているはず。その時、是非ともこうした女性が100年前にいたことを胸に刻んで欲しい。彼女の想像を絶する努力や諦めない心、実際に事を起こすパワー、そういうものに心を動かされて、自分も何かしたいと思う、それがエシカルの第一歩となるはずだから。その大切なことに、今こそ気づいて欲しいのである。