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Think Sustainability “私”にもやさしいサスティナブルな暮らし

時間やお金に余裕のある人、エコ意識の高い人の取り組み?いいえ、サスティナビリティとは、
地球に住むすべてのものにやさしく、心地よさや暮らしやすさをもたらしてくれるライフスタイル。
始めてみると、何も難しいことはない。むしろ、今までよりもラクに感じるかもしれない。
ワクワクして、もっともっと突き詰めたくなるのがサスティナビリティの魅力。まずは1歩、踏み出して。

natra care ナトラケア

使い捨てで楽々エコ
生分解するナプキン

オーガニックコットンやセルロースパルプ、ビオフィルムなど、生分解する素材を使った生理用ナプキン。地球にやさしいだけでなく、大切なパーツにも心地よいパッドです。さらっとしたつけ心地で、軽い日にも付けたい。

ウルトラパッド ノーマル

12個入/¥620+税 ★

ethique エティーク

スッキリ洗える
シャンコンバー掃除もラクに

プラスチック問題を憂いで、ボトルフリーを叶えたバータイプのシャンプー&コンディショナー。泡立ちや洗浄力、パサつく心配はなし。頭皮もスッキリと洗えます。お風呂掃除のときに、ボトルの底のヌメリに悩まされることもない。エコライフは“私”にもやさしい。

コンディショナーバー ガーディアン

60g/¥2,100+税 ★

シャンプーバー ピンカリシャス

110g/¥1,980+税 ★

geosoap ジオソープ

ゼロウェイスト発想ソープ
角質・ニオイもオフ

“捨てる”ことから考えた、無駄のない石けん。見えない無数の穴をもつ鉱物ゼオライトを採用し、汚れもニオイもオフ。

ハンド&リフレッシュ

250g/¥1,100+税 ★

毛穴もニオイも解消
エコとキレイをW実現

多孔質のゼオライトを採用し、毛穴汚れや角質、ニオイまで吸着オフ。素材の力を発揮するシンプル材料の設計で、つるんとした肌に。手ごわい足のニオイもスッキリするので、家族みんなで使いたい。

フェイス&ボディ

105g/¥800+税 ★

preserve プリザーブ

ついに上陸!
リサイクルプラスチック歯ブラシ

大手スーパーと提携し、プラスチックの再生システムを確立している米国プリザーブ社の、サスティナブルなリサイクル歯ブラシ。歯茎への優しい刺激、届きにくい口内へのリーチなど、細部にわたりこだわって作られています。

プリザーブ トゥースブラシ(全6色)

各¥550+税

プリザーブ トゥースブラシ(ケースつき)

各¥600+税

Cosme Kitchen コスメキッチン

母なる海を救うバッグ
持てば意識が変わる

毎年海に流れ着く約800万トンのゴミ。長期の研究開発により、海洋プラゴミ100%リサイクルの繊維を作ることに成功。スタイリッシュなバッグに生まれ変わりました。このバッグが街に溢れるほど、海の生き物が暮らしやすくなります。

サスティナバック

S ¥1,800+税 ★、M ¥2,900+税 ★、
L ¥3,800+税 ★
(M・Lは「I am plastic waste」デザインのみ)

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Kaoru Saito's Column

<第四章> Hygge

ことばを超えた、美しいサプライズの思い出

雑誌の編集者だった頃、海外取材で有名ブランドのメゾンを訪ね、インタビューをさせていただいた時のこと……。海外取材はハードにスケジュールを組まざるをおえず、その日は食事も十分に取れないまま、夜遅くにホテルに帰り、くたくたになりながら部屋までたどり着いた。すると、テーブルの上に美しい花束が届いている。午前中にお会いしたばかりのブランドのマネージャーからだった。今日はありがとう。素敵な時間でしたと、短いけれど、ご本人からのものであることがわかるメッセージの書かれたカードが付いている。

ブーケは柔らかなグリーンの中に薄絹で織り重ねたような淡い色の芍薬がのぞく、ナチュラルにしてこの上なく清らかなものだった。あまりの美しさに私はその場で立ち尽くしたまま、思わずぽろぽろと涙をこぼしていた。何本もの取材をキチキチに詰めたために、時間はずっと押し気味、あちこちに迷惑をかけながら、慣れない場所でアクシデントの連続。大きな失敗もあり、既に心がぽきんと折れていた。そんな中で受け取った花束は、あまりにも温かったから。血の気が引いたように冷たくなっていた頬に、体温を帯びた涙が溢れてきて、まるで誰かにハグされているような有難い温もりを感じたからである。

そうした粋なはからいは、彼らにとっては当然の流儀だったのかもしれないが、遠い国からやってきたキャリア不足の新人編集者にとっては、全く思いがけなく、砂漠で出会ったオアシスのよう。心の底から有り難かった。もっと言えば、それが極めて洗練されたブーケであったことで、一人のレディーとして認められたような気がして、なおさら心が震えた。

ギフトにはいつもサプライズがなければいけない。お中元やお歳暮など日本には社交辞令的なギフトの習慣が多いけれど、それでも多少のサプライズがなければいけないと昔マナー講座で教わった。しかしそのサプライズは、相手の立場に立たたないと演出できないサプライズであるべきで、間違っても、自分はこんなにすごいギフトができる、すごい人なのだという別の驚きを生む豪華すぎるギフトであってはいけないと。ふと、このブーケがもしもっと華美なものだったら、いささか気が引けたかもしれないけれど、この上なくナチュラルで優しい印象のブーケだったことに改めて感謝した。若い自分を、決して気後れさせないための配慮に思えたから。

そしてもう一つ感動したのは、ブーケについていた“もう1枚のカード”。それはホテルからのものだった。ブーケを花瓶に生け直しましょうか?いつでもご連絡ください、というメッセージが書かれていたのだ。そこにはホテルの客に対するもてなしの気持ちに加えて、花に対する愛情までが感じられた。その時の無力な自分を取りまいた異国の人々の様々な思いやりが一斉に集まってきて、何だかもう喜びで心がはち切れそうだった。

思いやりや優しさは、いつも言葉を超えてやってくる。メッセージカードに書かれた言葉を越えて自分の心をふわりと包み込んでくれる。こんな幸せで良いのだろうか。そう思ったらその日は寝れなかった。それでも翌日からの取材を、とても元気にやり遂げられたのは、まさにその部屋で花瓶に美しく生けられている花のおかげ、だったに違いないのだ。

齋藤薫美容ジャーナリスト/エッセイスト
女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。最新刊は初めての男モノ『されど、男は愛おしい』(講談社)。また『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)他、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など多数。

Feel nature Choose sustainability 〜自然を感じ、持続可能なライフスタイルを〜

この便利な世の中の文化を維持・進化させるために、
自然界に学び、共存共栄できるような暮らし方、
自然に負担を掛けない有機的なライフスタイルを提案していくという意味でのFeel Nature。
Sustainabilityとは持続可能性。つまり、環境や社会にやさしいということ。
未来もずっと、現在のような環境下で人類が地球上で生活し地球上のすべての人が
できるだけ平等に社会的恩恵を受けられることを願っています。