Cosme Kitchen Webstore meets chigo

Recycle KITCHEN
meets
Designer PROJECT

使用済み容器を “資源” として
回収するサステナブルな活動

Cosme Kitchenでは2020年4月より、
使用済みのコスメ容器” にするのではなく、
“資源” として回収する『リサイクルキッチン』
プログラムをスタート。
本プロジェクトではこのサステナブルな活動に
共鳴していただいたデザイナーやアーティストといった
クリエイティブな方々と一緒に
『リサイクルキッチン エコバッグ』を製作しました。
今回コラボレーションしたのは、ジュエリーブランド
【chigo(チーゴ)】のデザイナー・津田千穂 さん。
「(今回の企画に)参加をすることで、
更に深く自分自身の思想の探求につながる
きっかけになるだろう」
という思いから、
今回Recycle KITCHEN meets Designer
プロジェクトに
ご参加いただきました。

Collaboration Designer

chigoデザイナー 津田千穂さん

Chigoデザイナー 津田千穂さん

chigoデザイナー 津田千穂さん

宝飾品を扱う父の影響を受け、ジュエリーの世界へ。希少な宝石や貴金属に価値を見出すのではなく、愛おしいものに対する情熱やエネルギーをジュエリーに投影し、心の支えとなるものに昇華することに魅力を感じ、1999年に「chigo」をスタート。陶酔するロックミュージックをはじめ音楽やカルチャーからインスピレーションを得た作風には一貫性があり、近年では大人の女性が持つ多面的な魅力や、豊かな変化を表現したライン「Veronica is」を立ち上げる。今季新作では、女性の内面性により深く寄り添った作品を発表。

Recycle KITCHEN meets Designer PROJECT Collaboration BAG

LIMITED    数量限定

Recycle KITCHEN meets Designer PROJECT
Collaboration BAG

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今回Recycle KITCHEN
プロジェクトに参加をした理由は

このプロジェクトのお話をいただいた時、自分の地球環境に対しての知識や行動はまだまだビギナーだと自覚していました。できている事といえば、ゴミの分別、プラスチックゴミを減らすことくらい。

正直そんな自分が参加していいのかという葛藤がありましたが、社会が抱えるサステナビリティ・イシューに関心のある分野があり、参加させていただくことで、更に深く自分自身の思想の探求につながるきっかけになるだろうという直感が働きました。

ブレスレット
指輪

メッセージに込めた想い

「同じを見つけて、違いは尊重しよう」という「ダイバーシティ」についてのメッセージをデザインしました。ジェンダー平等が叫ばれる中、多様性を受け入れることは重要なこと。

人が一人一人違うのは当然のことであるはずなのに、相手をなかなか受け入れることができないという時というのは私たちが相手と自分との「違い」を見ている時なのではないでしょうか。
「違い」を見ているとき、私たちは居心地が悪く、リラックスできない気がします。そんな時、同じ人間として相手と自分の「同じ」部分を見るようにしてみる。そうするとそれまで分離を感じていた相手との間に繋がりを感じられると思うんです。

どんな相手でも探せば一つくらい何かしらは共通点が見つかるはず。それは内面でも外面でもなんでもいい。最終的には「相手も自分も幸せでありたいと思っている」ことに気が付けると、相手の違う部分を尊重できるようになるのかと。誰に対してもラベリングすることなく互いにリスペクトすることができる社会。

理想論のようで難しいかもしれませんが、人は一人では生きていけない生き物であり、どんな人でも心地よく生きることのできる社会を目指す上で、多様性の問題は日常から私たちに深く関わっていることだと思っています。バッグのメッセージは、私自身もつい自分の偏ったものさしでネガティブなジャッジをしてしまうことがあるので、自戒の念も込めているんです。

これはとても個人的なことですが、以前から女性のセクシャリティに対して関心があり、なぜ女性は男性よりも性的な話をオープンにできないのだろうとずっと違和感を感じてきました。これはフェミニズムにも繋がることかもしれませんが、まだ多くの女性がこの社会においてタブーだとされる観念に無意識に縛られ、自分の性的な部分をポジティブに捉えられず、人知れず悩みを抱えているような気がします。

そういった点でも、女性が自らの思い込みを手放していけて、解放された社会になればいいなと感じています。もちろん同じ女性の中には性的なことをオープンにすることが心地よくない人もいるでしょう。人それぞれ想いや考え、視点が違いますし、それは自由でいい。それらを尊重し合えるのも多様性を認め合うことであるかと思います。

社会や自らが作り上げてきた「こうあるべき」という観念を私たちが捨てていくことで、すべての人が生きやすくなる。そんな社会を目指すために何より大切なことは、自分を愛すること。それが全てかと思います。自分の良いところだけでなく、目を背けたくなるようなネガティブな弱い自分を許し受け入れること。それができて初めて人は周りの人にも同じことができると信じています。

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Recycle KITCHEN meets Designer PROJECT Collaboration BAG

Recycle KITCHEN
プロジェクトを通して

リサイクルという点では、私がデザインするジュエリーはほとんどが地金素材を使用しているということもあり、素材をリサイクルできることは地球に優しい大きな利点であることを改めて認識することができました。

着用しなくなったジュエリーは廃棄せず、ある程度まとまったら引き取ってもらうことにしています。そしてまた別の場所で、新しいデザインのジュエリーとして命を吹き込まれることがあるのなら、それは夢のあることとも感じています。

元々量産ができるような大きなブランドではないこともあり、chigoの販売はほとんどが受注生産のスタイルです。結果としてはそれが物の無駄を無くすことに繋がっているので、そのスタイルをもっと定着させていきたいと思っています。

エコロジカルなアクティヴィティに関しては、どんな小さなことでも自分が無理なくできることからアクションを始めるのがポイントかと。最初から大きなことをしようとするとハードルが高くなってしまい、それができなかった時に挫けてしまうかもしれません。

ちなみに私は炭酸メーカーを買ってペットボトルのゴミを減らすことができた時、エコに少しだけ貢献できて嬉しかったのを覚えています。小さなことから意識し始めることで、段々とできることが広がり、自分自身が楽しくなってきたらラッキーだと思いますしそうなればまさにサステナブルな活動ですよね。

とはいえ、こうした活動を周りに強要するものではないとも思っています。何事もそうですが、人に気づきが起こるタイミングというのはその準備が整った時だと思うので、人によってスタートする時期や内容は様々かと。

人間は互いに周りに影響を与え、また受けるものなので、ひとりの行動によりその周りに意識やアクションの輪が自然と広がっていけば地球にも自分たちにも優しい社会に変えていけると思います。

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