毎日を笑顔で過ごすためのヒケツ!
初めまして!斉藤万奈です。今回から4回にわたって女性の美容と健康のお守りである女性ホルモンのはたらきとゆらぎについて、そしてそのゆらぎの中にあっても毎日を笑顔でポジティブに過ごすためのヒケツなどをお伝えしていきたいと思います。まずは自己紹介を。
わたしは2002年東京・ニ子玉JIIでエステサロン「ラマーナ」をスタートさせ、約20年にわたってエステティシャン、アロマセラピストとしてお客様のトリートメントをする一方、2016年よりメノポーズ(更年期)カウンセラーとして婦人科クリニックでのメノポーズカウンセリングやイペントなどで女性ホルモンの大切さや働きについてセミナーを開催、アドバイスさせていただいています。
まず今回は女性ホルモンの働きについてお話しますね。女性ホルモンはどこから出るかご存じですか?子宮の左右にある2つの卵巣から脳の指令を受けて分泌されます。
女性ホルモンには2つの種類があり、ひとつは排卵を境に前半に分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)、もうひとつは排卵後から月経までのプロゲステロン(黄体ホルモン)。
エストロゲンは妊娠に備えるためのホルモンで、女性らしい体をつくり、みずみずしい肌、ツヤのある髪、ポジテイプで社交的な気持ちなどピカピカうきうきホルモンです。
反対にプロゲステロンは、受精した場合に妊娠を維持するためのホルモン。水分や糖を体にため込むのでむくみやだるさを感じやすく、肌荒れ、気分が乗らないなどまったりどんより内向的ホルモン。妊娠しなければその後内膜が剥がれて月経がきます。
毎月このふたつのホルモンが寄せては返す波のように入れ替わるため女性の肌と体、心もゆらぐのです。
また、女性の一生を通してもエストロゲンの大きな波があります。初潮がはじまる思春期に急上昇し、20代の成熟期には妊娠出産に適したたっぷりのホルモン、30代後半から徐々に減少し、40代半ばからの更年期に入ると急降下で減少します。平均の閉経年齢は50.5歳、その前後5年を合わせて約10年、個人差はありますがだいたい45歳から55歳くらいを更年期と言い、エストロゲンはほぽゼロになります。この更年期は女性の人生にとってとても大きなゆらぎとなり肌・体・心の全身の不調を感じやすくなります。
ゆらぎによる不調は毎日のケアが大切です。バランスの良い食事やストレスをためない工夫、お肌に合ったスキンケアなど、基本的なことが予防となり元気の源となります。植物の力を借りて心地よい香りとテクスチャーに触れ、自分を大切に扱うことで心も肌も癒され安らぎます。ぜひ自分に合うアイテムを探してみてください。